リハビリテーションについて
個別リハビリ
身体機能訓練

リハビリをして歩けるようになりたい!
「歩くと膝が痛くて歩けない」「歩くと息切れがして歩けない」
同じ「歩けない」という状態でも、その原因となるものはさまざまです。その原因が身体のどこに問題があるのかを評価し、問題点に直接アプローチしていきます。
サポート内容
筋力強化訓練
筋力の低下しているところに対し、直接効果のある運動や体操を行い筋力の向上・維持を図ります。
関節可動域訓練
硬くて動きにくくなった関節や、痛くて動かし辛い関節の可動範囲の拡大や柔軟性の向上を図ります。動きやすい身体、ケガしにくい身体をつくることで、関節痛の軽減や消失を図ります。
全身調整訓練(全身持久力向上訓練)
体力や持久力向上に効果のある体操、運動を行い、疲れにくい身体をつくります。
呼吸理学療法
呼吸法の指導、胸郭の可動性の維持向上、呼吸筋の維持向上のほか、痰を出しやすくするなど、安楽に生活が送れるように支援します。
基本動作練習
寝返る、起き上がる、立ち上がる、立つ、歩くなど自宅で困っているうまく行えない動作の原因を評価し練習します。
ADL訓練(日常生活動作訓練)

ADL訓練とは?
「ごはんを食べる」「トイレに行く」など生活するうえで必要な動作を日常生活動作といいます。日常生活動作訓練では、これらに対し、必要な能力を向上させる訓練や環境調整、介助方法の検討を行います。また安全で無理のない介助方法も指導します。
サポート内容
ご飯を食べるためには

- 食事を口に運ぶ練習
- 食べやすい食器・食具を選ぶ
- 安全に食事ができるように、テーブルや椅子などの調整
- 安全に飲み込める、食形態を選ぶ
トイレに行くためには

- トイレへ移動する練習
- 便座への乗り移りの練習
- ズボンの上げ下ろしの練習
- 後始末ができる練習
- 手すり設置使用など、環境調節
身だしなみを整えるためには

- 着替え動作の練習
- 整容動作の練習(洗顔、整髪、化粧、髭そり、歯磨き)
- 脱ぎ着しやすい衣服の調整
- 使いやすい道具を選ぶ
安全に移動するためには

- 屋内、屋外での歩行練習
- 車椅子からの乗り移りの練習
- 車椅子を操作する練習
- 補助具(杖、歩行器、車椅子)を選ぶ
- 安全で動きやすい動線の工夫
お風呂に入るためには

- 入浴動作の練習(洗体、洗髪、浴槽への出入り)
- 安全な移動手段を選ぶ
- 手すりやシャワー椅子などを使用し、環境調整
- 介助方法のアドバイス
認知症(進行)予防

知っていますか? 認知症のリハビリ
「その人らしく生きる」を目標に個別性を重視し、できないところばかりに目を向けるのではなく、できるところを見つけ、生活に活かすことも重要視しています。
運動療法やADL 訓練、計算や読み書きなどを用いた認知機能に対するリハビリだけでなく『できるところ』を活かし、ご自分の好きな活動(例:書道やピアノ演奏など)を用いて多様な要素からなる複合的なアプローチを行っています。
サポート内容
大切な人を理解するために

認知症を持っているからといって、必ずしも同じ行動をとるとは限りません。性格や身体状態、生活歴や職歴などのその人の取り巻く環境との相互作用により出現するため、その行動はさまざまです。
また、自分の訴えを上手に伝えることが困難な場合が多く、その結果、大声をあげたり暴力を振るったりすることもあります。そのため、できるだけその人自身の立場に立って接することができるよう、さまざまな関係職種が集まって情報を共有し、良質なケアを提供できるよう取り組んでいます。
安心して生活するために
私たちは認知症を持たれてる人が、置かれている状況を適切に把握します。その上で不安なく落ち着いて生活が送れるような環境を介護者に伝え、適切な援助方法を助言します。
例
- 自助具を使用するなど代償手段を用いる
- 薬を取り出しやすいように、引き出しにラベルを貼る
- 転倒予防のため、廊下を明るくする
地域との関わり

アモールカフェ(堺市認知症カフェ)にリハビリスタッフも参加し、自宅でもできる認知症(進行)予防に対する体操の指導や、介助相談を行っています。
集団機能訓練
認知症リハビリ
認知症症状のある方には、個々で支援するよりも、他の方とともに支援することが適する場合があります。
運動療法
認知症の予防、改善に効果があることが証明されています。脳の活性化を促すだけではなく、身体機能の低下を予防することで他者交流などの生活の質を保つことができます。
音楽療法
音楽を介することで脳の活性化だけでなく精神を落ち着かせる効果もあります。また、声を出すことは、口、舌、喉を使用するため、摂食嚥下機能・呼吸機能の改善にもつながります。
回想法
「古い記憶(過去)のことは覚えている」という認知症の特徴を生かします。馴染みのものを見たり聞いたり触れたりすることで昔のことを思い出し、自発話や自発性が促され、脳の活性化が図れます。
看取り

一日一日が大切な日々になるように
身体と心の痛みを取り、最期までその人らしく過ごしていただけるよう支援させていただきます。
サポート内容
体の痛みに対して
- ベッドや車いすで過ごされる時に体に負担なく過ごされ、床ずれにならないよう環境調整を行います。
- 関節が硬くならないよう予防し、倦怠感や疼痛の緩和を行います。
心の痛みに対して
- ご本人、ご家族さまの不安が軽減されるよう支援させていただきます。
- 自宅環境を考慮した部屋の環境調整を行い、落ち着いた雰囲気作りなどを行います。
- ご家族の方へ緩和的なマッサージの方法をお伝えさせていただくなど、できる限り最期まで関わりを持てるよう支援いたします。
スタッフ間連携
看取りカンファレンスを行い、最期までその人らしく生活していただけるようACP(※)の考え方を基本に、多職種間で情報共有しながら関わらせていただきます。
- ACP アドバンス・ケア・プランニング
自らが望む人生の最終段階における医療・ケアについて、前もって考え、医療・ケアチームなどと繰り返し話し合い共有する取り組み。

